2025年度もあと数日を残るところとなりました。新高校3年生はすでに受験モードに入っている生徒も多いのではないでしょうか?今回は共通テスト数学について記載していきます。

2026年度の大学入学共通テストにおける数学ⅠAは、これまでの傾向を踏襲しつつも、「読解力」と「状況把握力」をより強く問う構成となりました。単なる計算問題ではなく、文章や資料をもとに考えさせる問題が中心となり、いかに情報を整理できるかが得点を大きく左右しています。
まず顕著だったのが、「問題文の長文化」です。日常生活や実社会をテーマにした設定が多く、会話文や説明文を読み取りながら解く形式が目立ちました。特に第1問・第2問では、数と式や2次関数の基本知識を使いながらも、「何を求めるべきか」を自分で整理しなければならず、読解力が不足していると手が止まる受験生も多かったと考えられます。
また、「場合の数・確率」の分野では、典型問題の暗記だけでは対応できない応用的な出題が見られました。条件の整理や樹形図的な思考を頭の中で構築する力が求められ、途中の判断を誤ると連鎖的に失点する構成となっています。ここでは、「パターン暗記」から「本質理解」へと学習をシフトできているかが明確に差として現れました。

さらに、「データの分析」分野では、グラフや表の読み取りに加え、その結果をどのように解釈するかが問われました。単に平均値や中央値を求めるだけでなく、「どのデータが適切か」「どのような傾向があるか」といった考察力が必要となり、実生活との結びつきを意識した出題が印象的です。
全体として、誘導は比較的丁寧でありながらも、その流れを正しく理解しないと解けない「思考型問題」が中心でした。そのため、「公式を知っている=解ける」ではなく、「その場で考えられるか」が重要なポイントになっています。また、問題文の読解に時間を取られるため、時間配分の難しさも例年以上に感じられた試験でした。
今後の対策としては、まず教科書レベルの基本事項を確実に理解したうえで、「なぜその解法になるのか」を説明できる状態にしておくことが重要です。その上で、共通テスト形式の問題に数多く触れ、「読む→整理する→解く」という一連の流れに慣れておく必要があります。特に、過去問演習では時間を計りながら解き、どこで時間を使いすぎているのかを分析することが効果的です。
2026年度の数学ⅠAは、「基礎力+読解力+思考力」の総合力を問う試験でした。これから受験を迎える皆さんは、単なる演習量だけでなく、「考える力」を意識した学習を積み重ねていくことが、確実な得点力アップにつながるでしょう。

考えさせる問題に対して、有効的手段が「自身の解答を相手に伝えて理解(もちろん正解で)させられる」です。=アウトプット。
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