こんにちは! 中津校の日野です。一学期も期末試験の時期を迎え、皆さん対策に力を入れていることと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
試験は日々の努力がモノを言う世界ですが、人によっては緊張のし過ぎで本来の実力を発揮できないケースも珍しくありません。練習段階では十分理解できていても、いざ本番を迎えると思うような結果が出ない方は、意外と多いものなのです。 本番の緊張は、敵に回すと非常にやっかいなものですが、味方につければ非常に良いコンディションを作ってくれます。
今回は、本番で頭が真っ白にならないための3箇条と題して、緊張を原動力にするための方法をご紹介します。
◎調子が良い状態を「ルーティン」で作る
人間なら誰しも「今日は調子がいい」と感じる瞬間があると思います。 こういった状態を継続させる方法の一つとして、ルーティン(routine)作りがあげられます。 ルーティンとは、日本語で「日課・決まった手順」といった意味になります。 実際に導入して大きな成果を出している人を調べてみると、主にスポーツ選手が導入している例が多く、野球ではイチロー選手・ラグビーでは五郎丸選手が有名です。 プレーに入るまでの動作を同じようにすることで、緊張感を保ちつつ安定してパフォーマンスを行うという効果が期待できます。
ルーティンを活用すれば、外部環境に左右されず、目の前のことに集中できるメリットがあります。 ルーティンを取り入れる場合、自分がうまくいっている時の動作を思い浮かべましょう。 ペンを回す回数を決める・自分の過去最高点をつぶやくなど、自分をポジティブな気持ちにしてくれるルーティンを決めてください。
◎音楽を聴く
精神的にムラがある・周囲の環境に気持ちが左右されることを自覚している人は、あえて試験直前に音楽を聴いて、心臓のドキドキをワクワクに切り替えましょう。 具体的には、自分の好きなアーティストの音楽を聴いて、気持ちを試験に集中させるのがベターです。
ポイントは、あくまでも自分が好きな音楽を聴くこと・自分の気持ちを鼓舞してくれる曲を選ぶことです。 「聴いたら試験ができた」という前評判で、自分がそんなに好きじゃないジャンルの曲を聴いても、なかなか気持ちを試験に向けるのは難しいでしょう。
◎試験前にチョコレートを一口食べる
甘いものの代表格であるチョコレートも、緊張を緩和するのに役立ちます。 チョコレートは、憂うつな気持ち・強いストレスにさらされている時に食べると、気分転換になるお菓子として知られています。 また、緊張しているとなかなか食事を受け付けないものですから、脳にブドウ糖を届けるためにもチョコレートはおすすめです。
一口サイズのチョコレートを食べるだけでも、次第に気持ちが落ち着いてきますから、緊張すると食事が摂れないという人は試して欲しいと思います。
まったく努力せずに試験を受ける場合、人間はかえって緊張しないものです。 緊張は、自分の努力を信じているからこそ起こる現象ですから、少しでも緊張をポジティブにとらえるスタンスで試験に臨むことが大切です。
定期テスト・模試・そして受験本番など、今後も数多くの試験があり、当事者にとっては世界の中心ですが、振り返ってみれば数ある人生の1ページに過ぎません。 他の誰でもない、あなたが積み重ねてきた努力を信じて、一つずつ答案用紙に向き合ってくださいね。 Take it easy!
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プロ家庭教師のDIC学園 中津校 日野