家庭教師で学習を進めるメリット | プロ家庭教師のディック学園プロ家庭教師のディック学園

目次
1 家庭教師と塾(集団授業)とのメリット比較
2 塾(個別指導または1対1指導)の場合
① 個別指導の場合
② 塾(1対1)の場合
3 それでもプロ家庭教師の授業をおススメする理由
4 文部科学省令和3年答申より

DIC学園熊本校の小山です。
私は今の家庭教師業を行う前に塾講師(集団授業と個別授業)をしていた経験があります。
そこで、自分の塾講師時代の経験による比較で、皆さまに家庭教師による指導を受けて頂くメリットとは何かということをお伝えしていきたいと思います。

1 家庭教師と塾(集団授業)とのメリット比較
まず、集団授業の塾の場合のメリットとしては、競い合い励まし合う仲間がいることを実感できます。
同じような目的意識を持つ仲間と知り合えることは苦しい受験勉強を乗り切るうえでプラスに働くことでしょう。
ただし、デメリットもあります。それは、授業進行は塾側が決めたカリキュラムに沿って行われるため、必ずしも生徒さまにとって最適なものとは限らないということです。
例えば、3月または4月から新学年の学習を始めるところが多いのですが(私の場合もそうでした)、秋以降に入学してきた生徒さまがいて、その生徒さんが1学期内容からの復習が望ましいと講師側が判断しても、集団授業の教師の独断でカリキュラム変更を行うことは許されていないことが多く、充分に個々の生徒さまの違いに対応できないことがままあります。
このデメリットのために、生徒さんからすれば、本当に教わりたいのはそこじゃないというもとがしい思いを抱くことにもなります。
このことから、集団授業の授業を受ける場合には、新学年の始まりに合わせて受ける必要があると言え、また、生徒さん個人のレベルにあったクラスを選択する必要があると言えます。

2 塾(個別指導または1対1指導)の場合
① 個別指導の場合
この個別指導というのは、先の集団授業を展開する塾と違い一人の講師が2~3名の生徒さまの授業を担当するというものです。
この方式のメリットは、生徒さんの都合(通える時間や習いたい教科など)をカスタマイ
ズできることにあります。また、教師とペアの生徒さまとの気が合えば、楽しく学習が進むことでしょう。
ただし、デメリットとしては、一人の教師が2~3名の生徒さまの授業を担当することのシステム上、一人の生徒さまに掛けることのできる時間は割り引かれる傾向にあることです。
さらに、2~3人で受けている場合に、一方の生徒さまはよく質問をし、他方の生徒さまは質問が苦手という場合には、質問をよくする生徒さまの方に講師は時間を割きがちです。
これでは、時間をあまり割かれなかった生徒さまは不満を感じることとなるでしょう。
よって、この方式の塾を選択する場合には、上記のデメリットを充分に認識していただき、生徒さまが質問を積極的に行うことができる性格か否かが重要なポイントとなってきます。

② 塾(1対1)の場合
この形式は、家庭教師と授業スタイルでは大差ありません。
ですから、メリットとしては、生徒さま一人一人に合わせたカリキュラムを組んでオーダーメイドの授業を展開できます。
この点は、家庭教師が持つ良さとほとんど変わりはありません。
よって、後述する家庭教師との違いは授業を行う場所(塾か家庭か)に違いがあるだけということになります。
結論として、家ではどうしてもだらけてしまうという生徒さんには向いていると言えます。
3 それでもプロ家庭教師の授業をおススメする理由
では、最後の塾での1対1指導を売りにする塾と授業スタイルでは大差ないとしながら、プロ家庭教師の授業をおススメするメリットないし違いとは何か。
それは、授業場所が生徒さんのご家庭であるということで、フレキシブルな授業を展開できるという点にあります。
例えば、国語・数学の文章題や英語テキスト
の音読などは、塾という他人がいる空間では
人の目を気にしてなかなか行いにくいもので
す。
ところが、家では他人の目など気にすることなく、上記のことが堂々と行えます。
これのどこがメリットなのか?たかが音読じゃないかと思われるかもしれませんが、昔から「読み・書き・そろばん」と言って、「読み」が最初に来ることからもわかるように、「読み」という作業は、人間がものごとを理解する過程の第一歩として重要な地位を占めています。
この「読み」の作業、ひいては声を出すことが心おきなくできるというのが、家庭教師の授業が持つ他にないメリットであり、塾との違いとしてまず強調したいと思う点です。
さらに、私たち家庭教師のメリットはお客様のご自宅で授業を行うことから、単に勉強のことだけではなく、普段の家庭生活や学校生活での様々なご相談にもごく自然に対応することができます。
塾では、面談日を設定して、当塾に足をお運びくださいとなり、デメリットの一つとなるころですが、私どもは、授業終了時、授業内容の報告を行う際などに、上記のご相談にお応えしております。
このような、きめ細やかな対応ができるのも家庭教師ならではのメリットだと考えます。

4 文部科学省令和3年答申より

① 「指導の個別化」について
最後に、私ども家庭教師が日々行っており、メリットとしている「指導の個別化」は、実は国が目指そうとしている教育方針と完全に一致していることをお示ししたいと思います。

「指導の個別化」は一定の目標を全ての児童生徒が達成することを目指し、個々の児童生徒に応じて異なる方法等で学習を進めることであり、その中で児童生徒自身が自らの特徴やどのように学習を進めることが効果的であるかを学んでいくことなども含みます。ICTを活用することで得られる新たなデータも活用し、きめ細かく学習の状況を把握・分析した
り…中略…確実な資質・能力の育成につながっていくことが期待されます。…後略

この素晴らしい教育方針が、業務量の多さに苦戦されている現場の先生方によってなされるのかは難しいところですが、私たちプロ家庭教師のDIC学園は、その仕事において、既にごく自然に達成しております。
私たちプロ家庭教師のDIC学園は、自分たちに求められているものこそがこの「指導の個別化」であることを充分に自覚し、個人はもちろんのこと、組織としても勉強会を活用することで、学年ごと・進路ごとに、様々な生徒様の違いを念頭に置いて、「指導の個別化」を追求しています。
答申でも言及されていました「ICTを活用すること」につきましても、私どもは既に行い、さらに充実させる方向です。
もちろん、私どもの教育活動の目的は生徒さまと講師が一対一で向き合い、本当にその生
徒さまの違いにあった教育をご提供し、生徒さまのご要望にお応えすることにあり、ICTの活用はその手段であるわけですが、生徒さまにとって価値あるツールであれば、活用することに何のためらいもありません。
先に述べましたご家庭という場での教育という私どものメリットがICTの柔軟な活用にも追い風となります。

② 最後に
先の答申にある「指導の個別化」の箇所を読みますと、我々プロ家庭教師のDIC学園が今まで目指し、実践し、これからも追求していく生徒さま一人一人に合致した教育が本当に必要とされている感を強く持ちます。
これからもこれまでの良さにさらなる磨きをかけ、時代に対応した教育活動を行ってまいります。
よろしくお願いいたします。

参照文献
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01491.html” https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01491.html

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