皆さんは脳自体を鍛えたいな~と思ったことはありませんか?
多くの人が何回かは思ったことあると思います。人間何歳になっても脳は鍛えられます。
そのスピードは5才の子と85才の人とでは全然違うかもしれませんが、脳はいくつになっても鍛えられることが科学的に証明されています。
そして一番脳を鍛えられる取り組みが「暗記」だそうです。よって暗記に取り組めば取り組むほど脳は鍛えられることになります。
だから脳がガンガン成長していく20歳までの間に沢山暗記に取り組んでおいた方がいいので、学生の間に沢山「暗記」つまり学校のテスト勉強などしといた方がいいわけですよ(笑)
より鍛えられた脳で人生を生きていけるので本当です。決して営業トークではありません。ちなみに暗記作業など全ての脳の活動には絶対的に塩分つまり塩化ナトリウムが不可欠です。
取り過ぎはいけませんが取らなさすぎは暗記自体が実行不可能になる恐れがありますのでお知りおきください。
さて暗記をする際により効果的な方法があります!
それが「音読」です。
どの教科であっても覚えるべき内容をまずは声に出して読み上げてみてください。これだけで脳が活性化されます。
黙って読むよりも、まずは声に出す方が脳を活性化させた分、暗記効率も良くなるわけです。ただ実際インプットする際は黙って脳に叩き込む時間も必要でしょう。
ですからインプットする前に文章をしっかり目で追いながら1回声に出しておくとインプットの作業効率もよくなると思います。
トロイ遺跡を発掘したドイツの考古学者シュリーマン博士は15か国語を操れたそうですが、ある日弟子の一人が博士に「先生はどうやってそんなに多くの言葉を覚えたのですか?」と聞くと「ただその国の辞書を何度も読んだだけだよ」と答えたそうです。
昔から「読書百遍義自ずから見る」と言いますが、これを音読でやれば尚更効果的なことは言うまでもありません。ぜひインプットする前の、もしくはインプットする時の「音読」に取り組んでみてください!
大学入試センター試験が共通テストになり特に英語などは時間内に読まなければならない文章量が大幅に増えました。
何度も読み直したり、じっくり一文一文読んでいたら、全く間に合わない量です。よって日頃から英文を速く読み、問題に素早く取り組むトレーニングを積む必要があります。
英語の訓練においては正しい発音やアクセントを身に付け、自分が認識できる音=意味を少しずつ増やしていく必要があります。そしてここでも「音読」が非常に効果的です。
この訓練においては黙読は完全に意味がありません。自分が出せる音が聞ける音となりますので、速やかに脳内に英語回路を作っていくためにも、リスニングの訓練の為にも是非音読しましょう!日本語会話における音域は通常高くても800Hz程度ですが、英語は2000㎐程度の音域まで発されていくので、我々日本人は脳がそんなに高い音域を言語として認識できない癖が付いています。
よって日本語で育った15才以上の人間にとっては、ただ英語を聞いてばかりいても、脳が「聞こえてくるのは言語ではなく、ただの雑音だ」と思ってしまうために全くそんなやり方は効果的ではありません。
むしろ英語回路修得を遅らせていく結果になるだけです。まずは脳に高い音域に慣れさせていきつつ、それを言語として認識できるようになっていく必要があります。
そのための訓練の一環として音読は欠かせません。アウトプットでき意味を認識できる音=言語こそが、聞こえてきた時に意味を認識できる言語なのです。
こうして英語回路が脳内に作られていくことでリスニング力、英文速読力も上がっていきます。日頃の単語帳などの勉強の際にも是非、発音記号に基づいた発音を「音読」しつつ意味や綴りなどのインプットに励みましょう。
単語、熟語、文法といった英文を読むための正しい知識の修得とともに、将来の英会話力などにもつながる音読という正しい訓練を積むことで、皆さんにとって英語はもっともっと楽しいものになるはずです。Please enjoy your own English training time!