前回に続き、沖縄県の中学受験について記載したいと思います。今回は3の受験勉強を始める時期から書いていきたいと思います。中学校の事や塾に関しては、一つ前のブログで掲載しているのでそちらをご覧ください。
1、沖縄県にある受験を必要とする中学校 (前回掲載)
2、受験生がよく通っている塾 (前回掲載)
3、受験勉強を始める時期
4、成績優秀な生徒のすごし方
5、まとめ
3、受験勉強を始める時期
前回のブログで、勉強にフライングはない!早い方が良い!とは書きましたが、多くの中学受験生は概ね4年生か5年生には入塾しています。
これは塾のカリキュラム上、入試問題に関して小学4年生で1割・5年生で6割・6年生で3割ほど出題されるからです。(早い塾はもっと早い時期に一通りのカリキュラムを終えています)そして沖縄県内の多くの塾は6年生の9月頃に全範囲を終えあとは演習にはいります。
そのため、入塾が遅いと抜けてしまう単元があり、後々受ける実力テストや公開模試等でその範囲が出ると点数が取れない、場合によってはクラスが下がる、やる気の低下につながる可能性が出てくる為です。抜けた分を家庭教師や塾で補う事は勿論可能ですが、なるべくは、もともと抜けが無い方が良いですよね。
ただ、進学塾に通うのだけが中学受験ではありません。ほとんどの生徒が低学年は「そろばん」「公文」「学研」をしていた方が多く、それが土台になります。またスイミングも風邪をひきにくくなる・体力がつく為に、受験だけでなく子供の為にさせる親も少なくないと思いますが、体調管理は中学入試だけでなく今後の入試や社会に出ても大切な事なので、これも準備と言えるでしょうね。
ディック学園でも低学年生には、思考力を鍛えるトレーニングや図形のみかた等を通して、学力UPとその後の勉学に活かせる取り組みをしております。担当する生徒によって指導を変えておりますので、いつでも
4、成績優秀な生徒のすごし方
これは在籍生徒や保護者にも多く聞かれる質問です。注意いただきたいのは、記載した内容が他の生徒にも全て当てはまる訳ではなく、書かれていない事にも良い事がたくさんある。というのはご理解いただきたいと思います。ただ、私が見た中で、東大・京大の超難関大や国立医学科、灘や首都圏の難関中、ラサール等の中学校に合格した生徒を見ていると・・・
・幼少期は意外と遊んでいた(公園や山、海など色んなものに触れてきたんだなと思いました)もちろん海外(海外旅行)にも行った経験も多く、いろんな事を見てきた・感じてきた事により、目標が明確になっていると思います。
また、勉強していても遊びに結びつける事が多いとも感じました。
・約束を守る。
当たり前の事と思われますが出来ない方がほとんどだと思います。多くの人は、他人との約束は守れますが、自分との約束を守るのは難しいです、成績優秀な生徒を見ると、自分との約束をしっかり守っていました。具体的に言うと、自分のたてたカリキュラムは必ずクリアするという事です。体調不良?そんなの関係ありません。勉強は家でも出来るものです。(体調不良の程度にもよりますが・・・)
少し逸れますが・・・
・目標以外のものを持っている
目標は通過点、それよりも目的を持っている生徒が多いと感じました。特に医学科に行く生徒は顕著でした。医学部に行くという目標よりも“こんな医者になりたい”という目的の方が強く感じました。ゴールが遠く、目的の為には合格するのは当たり前(しないといけない)という気持ちがみてとれました。
小学生でも同じです。「その中学校に行ってどう過ごしたいのか?」や「兄弟と同じ中学校に行きたい」等でも良いと思います。
5、まとめ
今回の記事は、これまで20年近く生徒・保護者を見てきた中での内容になります。もちろん記載した塾以外にも良い塾はたくさんあると思いますし、まったく違う考え方もあると思いますので、参考程度にご覧いただければと思います。
また、ここまで色々と書いてはきましたが、記載した内容は公開しても問題ない当たり障りない事のみになっています。もっと深く聞いてみたい・相談したい等ございましたら、お気軽にご連絡ください。