プロ家庭教師は不登校をどう解決するか? | プロ家庭教師のディック学園プロ家庭教師のディック学園

お子様の不登校に関してはお悩みの方も多く、何か解決の糸口になってくれないかとお探しの方も多いかと思います。今回は私たちのアプローチについて説明に努めてみました。ご参考になれば幸いです。

 

目次
1. 不登校問題の解決の難しさ
2. プロ家庭教師はホリスティックなアプローチをとる
3. 再登校のきっかけをつくり、復学、そして日常を取り戻す準備をする
4. 新しい日常をつくり、息を吹き返す、花を咲かせる
5. まとめ

不登校問題の解決の難しさ
不登校問題が難しい理由は3つあります。

1つは原因がわからない点です。子どもに理由を聞いても教えてくれません。「明日は行く」とは言っても結局は行かないことが多いです。

2つめは、実際は複数の原因が複雑に絡まっている可能性が高いことです。仮にこれが原因と思われるものにつきあたったとしても、それがほんとうの原因であるかはわかりません。同じことが起きても、ある子は登校を続けますし、またある子は不登校になります。よく言われるように、不登校は一つの現象です。頭痛や発熱の原因が様々であるように、その背後にある要因は一つではありません。親、学校、友達、依存、身体的特質、その子の性格など、誰かあるいは何か一つの原因に帰することは、溜飲こそ下がるものの、解決を遅らせるに他ならないと考えます。

3つめは。上記2点から帰結することですが、専門家の間でも全く反対の解決策が提示されることです。一方では不登校を受容するように、他方では登校刺激を与えるようにと言われ、相談者はどうしたらいいのかわからなくなってしまいます。

 

プロ家庭教師はホリスティックなアプローチをとる。
だから、私たちはホリスティックなアプローチをとります。ホリスティックとは「全体」「関連」「バランス」「つながり」を意味する言葉です。何か一つに原因を求めて、それを取り除こうとするのではなく、全方向にアプローチを取ります。

「携帯電話を取り上げる」「服薬する」「転校する」などの劇的な変化を推奨するのではなく、本人、その子を取り巻く人(当然、その中には私自身を含まれます)や環境に、変われる範囲で変化を促していきます。周りが変わるとその子の何かが変わる、違った動きを見せます。それをきっかけに、再登校を含む望ましい方向へと変えていくというアプローチです。

それが可能なのは、単純ではありますが、私たちが、①定期的に②ご自宅までお伺いし③本人だけでなく、保護者様ともお話できるからです。これをアウトリーチといい、とりわけ福祉の分野で重要視されている手法です。学校で公の専門施設を紹介されるケースも増えています。しかしご自宅にお伺いして、個々の事案の解決まで尽力してくれる団体は多くありません。

 

再登校のきっかけをつくり、復学、そして日常を取り戻す準備をする
まずは週2時間私たちがお伺いしている間だけでも勉強する習慣を取り戻してみましょう。それを口にするかどうかはその子次第ですが、学校の進度は意識して進めます。しかし、それ以上にその子に合わせることが大切なので、決して無理強いすることはありません。

それが勉強だと思わないくらいの、得意な教科、好きな教科だけでもいいと思います。今できることをやって、復学した時に授業やクラスのみんなについていけるように、得意科目を一つでも作っておくと、復学した際に通学し続け、他の教科も頑張ろうと思える自信となります。


中には、家庭教師として来たものの、勉強を一切拒まれる場合もあります。その時は、もちろん保護者様の了解の元ではありますが、ゲームなどを含む本人の好きなことを一緒にやって理解し、コミュニケーションをとって他人への信頼を絶やさないようにします。


なかなか勇気が必要で、タイミングも大切なのですが、本人と話をして、どのような条件であれば登校できるか探していくこともあります。私達も学校説明会に参加しており、地域の学校とコネクションがあったり、それを形成することも可能です。

それができる場合は、先生とも話をして、再登校しやすい環境を模索していきます。参考までに、現在の学校の方針をリンクしておきます。不登校の生徒には多様な進路が用意され、相談に真剣に乗ってくれる学校は確実に増えてきています。しかし、それでも現場での体感としては、進学・転校をきっかけにして登校できるようになることが多いように思います。

新しい日常をつくり、息を吹き返す、花を咲かせる
以上の例とは逆に、学校への信頼が完全に崩れてしまっていたり、学校教育を非効率だと考えたり、家庭教師の先生に私淑する気持ちが強かったりして、私たちとだったら一緒に勉強したいと言う子もいます。そのときは、逆に、学年や学校に縛られることなく、高い目標をもって可能な限り能力を高めていきます。

ただ、アメリカにはホームスクールという制度がある一方で、日本は集団主義が強く、社会性が重要視される傾向があります。また公的補助が直接には学校法人に対してのみなされている理由もあって、私は再登校や復学の道を探りがちです。しかし、秀でた能力を集団の中で発揮できないのは社会にとっての損失なので、私自身まだまだ研究や修行をしなければならないと感じています。

弊社にはプロの先生がたくさんいますので、是非他のブログや合格体験記等を通じて、お人柄まで知っていただけたらと思います。その他、お父様・お母様がお子様の教育を直接行われる場合、それをお手伝いするのも有益だと感じています。

まとめ
不登校の問題は複雑で、必ずしも一つの原因に要素還元することができないものですが、多くの場合、保護者様が責任を感じ、解決のために奮闘されてあります。完全ではありませんが、私たち家庭教師は、ご家庭に直接お伺いし、あるときはハブ、あるとき潤滑油として家庭内外の力を結集・最適化して、ご依頼者様の希望する未来が実現することに従事します。

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