集中力も養う、テスト勉強のやり方と効率の良い勉強方法をご紹介! | プロ家庭教師のディック学園プロ家庭教師のディック学園

[目次]
1 定期テスト実施の目的とは?
2 テスト勉強のやり方・勉強方法
3 集中力の付け方
4 一番肝心なこと
まとめ

皆さん、こんにちは。ディック学園熊本校の内田仁です。
中学生・高校生の皆さんにとって、必ずやってくるのが定期テストです。学校生活を楽しく過ごしたいのに、避けては通ることのできない定期テスト。ここでは、そのテスト勉強のやり方、またそのやり方の工夫、勉強方法についてお話しし、かつ集中力を養うために参考にしていただければと思います。

1 定期テスト実施の目的とは?
中高生の皆さんが悩ましいのは、定期テスト・課題テスト直前の時期でしょう。だんだんと本番が近付いてきて、「あれもこれもやらなければ…」と思いながらテスト本番を迎えます。そして終わってみれば、「あの分野をもっと勉強しておけばよかった。次はもっとしっかりと対策をしよう」と反省しますが、テストから解放された喜びから、「今日はのんびりと過ごそう」や「部活で思いっきり発散しよう」と、その反省をすぐに忘れてしまう生徒さんも多いことでしょう。
では、このテストは必要なのでしょうか? 日本国内には、定期テストを廃止し、別の小テスト形式に切り替えたり、さらに宿題を出すのを止めたりする学校も出てきています。目的としては、「宿題=受動(やらされる物)」を脱却し、学習を能動的に行うという「アクティブラーニング」の視点に立ったものです。
そのような新しい取り組み方が理想的であり、「積極的に自主的に勉強する」ことが求められています。それが良いことはもっともですが、実際には「テストがあるから勉強する」、「テストで良い点を取るために勉強する」という生徒さんがほとんどでしょう。
したがって、テストは将来の自分のために必要だから行われている、ということを理解した上でテスト勉強に取り組んでいくことで、自分の意識を変えていくのが良いと思います。意識が変われば、やり方や勉強方法に工夫をしようとし、さらにそれが身に付けば、やる気や集中力、そしてさらにもっと自分に合った勉強方法も生まれてきます。

2 テスト勉強のやり方・勉強方法
では具体的な計画の立て方や、それを実行するやり方・勉強方法を紹介していきます。
まず、テスト日程や出題範囲が書かれたプリントを渡す学校が多いと思いますが、その日程を逆算し、テスト勉強の開始時期は中学生では本番2週間前、高校生では3週間前が理想的です。5教科だけでなく、副教科のテストも実施される場合がありますので、そちらも考えた上で、なるべく早く開始する意識を持つことが大切です。特に苦手分野が出題範囲の場合、早目に復習を強化するやり方・勉強方法が、テストでの点数獲得のカギです。
その出題範囲は、教科書とワーク問題集・プリント類であることがほとんどだと思いますが、特にプリント類は、授業内で演習したものが重要です。またワーク問題集は、テストを作る先生側にとっても出しやすい素材ですので、これらを解くことが基礎作りには欠かせません。それらを自学で一巡すると、早い段階で苦手分野を把握することができます。
また、社会・理科の一問一答式の問題などは、各ページの左側に問題、右側に答え(解答欄)がありますので、右側を隠してチェックしていきます。もちろん、答えられなかった問題には×印をつけて、再度覚え直しをします。

3 集中力の付け方
では、効果的・効率的に進めていくにはどのように行えばよいのでしょうか? これはその人それぞれの性格や、各教科の得手不得手で変わってきますので、一概にこれが正解、というものはありませんが、例えば時間を短くしか使えない場合は、一問一答式をスピードをつけて行う、多く使える場合は苦手教科をじっくりと行う、などのやり方が集中できると思います。
ここで苦手教科学習のカギは、「分からない問題は解説を上手に利用する」ということです。解けない、あるいは解くのに時間がかかる問題に多くの時間を割くことは、効率的な面や集中力を維持する点、また実際に受けるテストの実践練習としてもNGです。この場合、解説を利用して、解法の基礎作りを行うのが効率的です。また、解説を見ても分からない問題は、学校の先生や友達に尋ねる、あるいは家庭教師に質問をすることで解決するのが、次の一手です。それでも分からない場合は、いわゆる「捨て問」にし、他の解ける問題を定着させる練習をする方が効率的です。

また理解が深まり、少し余裕が出てくると、「先生はどんな問題を出すのだろう?」と予想する楽しみも生まれます。
例えば、英語ではこんな「引っ掛け問題」があります。
問題:次の英文を進行形に書き直しなさい。 He read this book.
ここで、安易にHe is reading this book.と書くと、ミスになります。なぜ出題者が「現在進行形」か「過去進行形」と指定しないのだろう? と気付くことがカギとなります。元の文の動詞はreadで、reads[いわゆる3人称単数現在形のs]ではないため、正解はHe was reading this book.[過去進行形]となります。
テスト本番で出題された時、テスト勉強で覚えていれば余裕をもって解答することができます。

4 一番肝心なこと
さて、テスト本番が終わってゆっくりしたいところですが、実力アップのカギはテスト終了後の過ごし方です。それは「どこでミスが出ていたのか?」を確認し、やり直しを励行することです。答案が返却されて、自分の得点のみを気にするのではなく、ミスが出た箇所をしっかりと修正することが必要です。
これもテスト勉強中と同様に、集中して行うことが大切です。テスト教科も多いですので、だらだらとやるのではなく、制限時間を決めて効率的に進めるのも集中力を高める練習になります。そしてテスト問題とやり直した用紙をファイルに綴じてストックし、各学期明けのテスト対策として復習することも、効果的な利用法です。テストに出される問題は良問である物が多く、それらを定着させていくことが成績向上へとつながっていきます。さらに模試などのやり直しの習慣付けにも影響します。
「テスト勉強」は、テスト本番で終わりではありません。「修学旅行は家に帰るまでですよ。」というフレーズと似ていますが、それらを積み重ねていくことが志望校合格への道です。

最後に
以上、「集中力も養う、テスト勉強のやり方と効率の良い勉強方法をご紹介!」について、参考にしていただければと思う一例をご説明しました。大目標を「志望校合格」とすれば、小目標が「定期テストの成績向上」です。ベストなやり方・勉強方法は千差万別で、ご自分に合った方法を見つけるのが一番です。
また、やる気が出る時は良いのですが、出ない時の対処法も人それぞれです。気分転換に少しだけ趣味に時間を割く、睡眠をとる、運動をする、お菓子を食べる…、効果があればそれが正解です。
ご自分にとって、有意義なテスト勉強の期間をお過ごしになることを願っております。

[抜粋・ディスクリプション]
テスト勉強のやり方の習得を通して、効率の良い進め方や集中力の養成を身に付ける方法の一例を挙げました。そして返却された答案を見て、間違えた問題のやり直しをすることの大切さをまとめました。

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