こんにちは。プロ家庭教師のDIC学園・熊本校の田之畑直人です。
高校生の皆さま、近い将来高校生となる皆さま、そして保護者の皆さまに、是非ともお伝えして一緒に考えていただきたいことがあります。よりよい高校生活を送るために、そして希望する未来の自分に近づくために、ご一読ください。
1、高校生とは
2、高校学習のポイント
3、高校生と家庭教師
☆高校生とは
高校とは、卒業後に就職を希望する人にとっては最後となりうる学校です。もちろん就職後も学ぶことはたくさんありますから、国語や数学といった学科を学ぶ機会としては、長い人生の中で最後となりうる3年間だという意味です。若く可能性を秘めた脳でもって、勉強に多くの時間を割くことができる、貴重な最後の3年間です。
社会人になったあとで、働きながら勉強するには相当の努力と忍耐が必要です。就職するから勉強は適当でいいやと思うか、学校での勉強は人生で最後かもしれないから一生懸命やってみようと思うか。みなさんならどちらですか?
卒業後に専門学校や大学への進学を希望する人にとっても、高校3年間が貴重なのは同じですが、進学のための重要なステップという意味合いも持ち合わせています。何といっても志望校合格のために必要な学力をつけなければなりません。
テストの得点を上げることは必要不可欠ですが、そこにたどり着くまでの過程で“真の学力”を得られたかどうかは、進学後ひいては就職後にも関わってきます。単なる受験勉強で終わらせない、その後の人生に深みをもたらす学習期間にしていただきたいです。
そして、就職を希望する人にも進学を希望する人にも共通して言えることは、高校3年間は高校内容の学習だけでなく、中学校・小学校の内容で理解していないところを見つけ克服することができる最後のチャンスでもあるということです。
高校の学習内容を理解するために不可欠なのはもちろんですが、社会人となってからも日常生活の助けとなるのは案外、小学校の学習内容だったりするものです。
それに伴って、基本的な学習テクニック、わからない問題への対処方法を見直し鍛えなおすことは、考える力を養うことにもつながり、それらは就職か進学かに関わりなくみなさんの人生に必ず役立つものです。
確かに勉強しようと思えば歳を取ってからでもできます。しかし、そのとき、今の若い脳と体力はありません。
みなさんが勉強すべきは今です。
☆高校学習のポイント
まず、基本は学校の予習・復習・宿題を確実にこなすことです。よく言われることですが、何をどうしたらいいのかわからない生徒、わかっていてもやる気が起こらない生徒、わかってはいるが継続が難しい生徒など、うまくいっていないことが多いようです。
塾や予備校に通っている場合はそちらの宿題にも追われて、結局何も身についていないという場合もあります。私たち家庭教師は、例えばまず辞書の引き方を教え、横について実際に引くのを見届け、引くだけでなくきちんと読んでいるか確認するところまでできます。さらに、その後も継続して行なっているかのチェックもできます。
次に、高校の学習内容は難しいということです。しかし、難しいから難しい勉強をすればいいということではありません。二桁の掛け算をするためには九九を知っていなければならないのと同じで、関連のある中学内容や小学校の内容にさかのぼって学習しなおす必要があることも多いのです。
私たち家庭教師は、実際の学年にこだわらず、必要な学習をうながすことができます。まず易しい課題をクリアすることで生徒が自信をつけ、それが学習意欲の向上につながることを私たちは知っています。逆に、基礎内容の理解が十分であれば、その単元から出題されている大学入試問題に挑戦してもらうなど、ハイレベルな学習にシフトすることも可能です。
そして、高校の学習内容は難しいだけでなく、膨大な量だということです。忘れないための反復練習、忘れていないかのチェック、忘れていたら復習、というような、自分一人でやるにはちょっぴり面倒なことも私たちにお任せください。わかる→解ける→忘れない、を一つ一つ確立していきましょう。
現代はさまざまな学習ツールや学習場所、学習形式があります。どれが良い悪いということではなく、何をどう利用するのか、選択肢が増えているがゆえに“適切な取捨選択”が難しくなっているということです。自分の目的は何で、そのために使える時間がどれだけあるのか。限られた時間の中でより効率よく目標達成するにはどうしたらいいのか。
しっかり考え、見極めることが重要です。また、自分にできること、自分ですべきこと、誰かの力を借りる方がいいこと、というような仕分けをしてみることで、自分の現状や自分に必要なものが見えてくるかもしれません。
家庭教師を選んでよかったと思っていただけるよう、私たちも日々努力し続けます。
☆高校生と家庭教師
保護者の皆さまにおかれましても、高校生のお子様の学習に際し家庭教師をつけるという選択肢を是非ともご検討いただきたいです。
お子様の性格や学力・学習状況、学校や予備校・学習塾などの学習環境、ご家庭の環境など、状況は様々だと思いますが、家庭教師をつけることで一人ひとりに合ったベストな形とバランスを手にしていただきたいです。家庭教師一本でというご家庭もあれば、予備校や学習塾に通いながら家庭教師を併用されているご家庭もあります。
まず、家庭教師一本でいく場合、大切なお子様のために全力を注ぐチームが組織されたと、より強く感じていただけると思います。
さらに複数のチューター(家庭教師)をつけていただければ、科目ごとに専門化された指導が行なえることはもちろん、チューターの中で相談役・引っ張り役・癒し役といった役割が自然に生まれ、より一体感が強まります。
常に固定の組織でなければならないということではありません。時期や状況に応じて、必要な教科・科目を取捨選択しながら、その都度ベストな布陣でのぞめます。県外の学校に進学されたため定期的な授業は行なえないものの、学校の長期休暇の際に集中して授業を行わせていただいているという例も少なくありません。
大事なのは、お子様とコミュニケーションを取りながら、状況やご希望をしっかりと把握し、必要な手を適切なタイミングで打てるかということです。その際きっと、チューター陣の知識や経験、一体感が頼りになることでしょう。
次に、予備校や学習塾に通いながら家庭教師を併用する場合です。予備校や塾が集団授業である場合、お子様に合わせた授業展開ではなく、教室単位、カリキュラム優先で進行します。このため、聞きたいところが聞けない、質問できても解決しきれない、そして最終的には今更こんなことは質問できない、というような状況に陥りやすく、お子様のストレスにもつながります。
日々の疑問点は遅くともその週のうちに解消しておきたいものです。そこをフォローできるのが私たち家庭教師です。また、お子様の学習状況によっては、学校や予備校・塾の進行内容とは全く別の内容を並行することも可能です。
入試過去問題の演習授業、弱点単元に特化した授業、前学年、前々学年、場合によっては小中学校のやり直しなど、家庭教師ならばお子様の現状を個別に正確に見定め、それに応じた柔軟な対応ができます。
さらに、お子様と保護者様の間を取り持つ潤滑剤として作用できるのも家庭教師の強みです。ひじょうに仲の良いご家族であっても、例えば大学受験を控えた状況下では、親の心配は子の不安に、親の焦りは子の苛立ちに、親の励ましは子の頑張りの否定に、子が息抜きをしようものなら親の怒りに…、というようなことが、親子間だけでなく兄弟姉妹の間でも起こりえます。
そんなつもりではなかったのに、全く意図しない伝わり方をしてしまい、思いもよらない感情が沸き上がることがあります。喧嘩になることもあるでしょう。そこはやはり、顔を合わせて話ができる家庭教師を挟むことで誤解を生じにくくできるでしょうし、仮に誤解が生じたとしても、うまく解きほぐすお手伝いができると思います。一家に一台ならぬ一家に一人、そう言ってもらえる家庭教師を私は目指しています。
よりよい高校生活、よりよい進路選択と準備、よりよい人生設計とその実現のために、私たち家庭教師をご指名ください。