皆さんこんにちは。
今回は暗記力を上げるためオススメの方法についてお話ししたいと思います。
目次
1. 数字を文字に置き換える
2. 耳に残るフレーズ・リズムで覚える
3. 自分で作成する
1.数字を文字に置き換える
小学生で習う円周率は円周や円の面積を求める時3.14で計算します。中学生になるとπ(パイ)となり計算が楽になりますよね。
英語では円周率は
Yes,I know a number.
(はい、私は数を知っています)と言う文が覚え方を表しています。
それぞれの文字数が Yes = 3、 I = 1、 know = 4、 a =1、 number =6、(3.1416)となっています。実際の円周率は3.14159…なので3.1416は近似値です。日本では3.14159265 = 産医師異国に向こう(さんいしいこくにむこう)と言う覚え方があります。日本語での覚え方は1つの数字に1つの文字が充てられているので、少ない文字数で多くの桁数を覚えることができます。
2.耳に残るフレーズ・リズムで覚える
高校数学の三角関数加法定理で、
tan(α + β )=tanα+tanβ / 1-tanαtanβ
(いちマイナスタンジェントαタンジェントβ分のタンジェントαプラスタンジェントβ)
と言う公式があります。覚え方として(イチマイタンタンタンプラタン)と言うものが有名です。意味のある文章と言うわけでは無いですが、何やら呪文のような感じで妙に耳に残ります。また掛け算を覚えるための『九九の歌』や都道府県・県庁所在地を覚えるための『ロックンロール県庁所在地』と言うCDも売られていますので、楽しく歌いながら覚えることができます。
テレビCMでも、電話番号が出る際には語呂があったり、リズミカルな音に合わせて紹介し覚える気がなくとも頭に残ることありますよね。
3.自分で作成する
書店では、歴史年代や古文単語などの語呂合わせ本が売られています。覚えやすい語呂もあれば、そうでない語呂もあると思います。そのような時は自分で作ってみましょう。学生時代から私が考案してきたものの一部を紹介します。
・中国の経済特区(高校地理)
「明日(あす)はシチュー?」「はい!」
(北から順に)アモイ、スワトウ、シェンチェン、チューハイ、ハイナン島
・日本の国土面積と地球から月までの距離(社会+理科)
約38万㎢ 約38万km
単位が違うだけでおよその数は同じです。
・消化の仕組み、消化酵素の働き(理科)
ダ、イ、タン、すい、しょう デン、タン、し
唾液・胃液・胆汁・すい液・小腸
デンプン・タンパク質・脂肪
表にすると覚えやすいです。
自分で覚え方を考えると、どのようにしようかと悩んで作成した分、より記憶に残ります。皆さんもどうしても覚えられない公式や用語がある場合は、ぜひ自作して覚えてみてください。