勉強ってどのくらいやれば良い成績がとれるようになるのでしょうか。
はっきりわかればやる気もでるってものですが、それはとてもむずかしいことですね。
ただ、今回は少しだけわかるヒントを紹介します。
フロリダ州立大学のエリクソン博士は「1万時間の法則」というものを考案しました。
1つの分野でプロレベルになるためにはおよそ1万時間の練習を必要とする、というものです。
あらゆる分野で成績の良いプロに調査を行った結果だそうです。
1万時間とはどのくらいなんでしょうね。
簡単な例として100時間について考えると、毎日1時間の勉強を3ヶ月とちょっと続けると100時間です。
それの100倍。つまり25年くらい続けると1万時間達成です。
1日2時間以上にしたら10年くらいです。
受験終わってますね。
実際にこの法則にはさまざまな意見が交わされて、「そんな時間かけれない!」という声もありました。
そして、その意見たちの中に面白いものがありました。作家のジョシュ・カウフマンさんの意見です
それは勉強やスキルを習得するには20時間あれば良いという記事で4つのコツを挙げています。
①スキルを分解する
(その問題を解くのにどんな考え、どんな公式が必要か調べる)
②自己修正するのに十分なだけ学ぶ
(自分にとって出来ていないところを学ぶ)
③練習の障害を排除する
(遊びや生活習慣など練習を邪魔するものをなくす)
④少なくとも20時間は練習する (1時間では足りない)
この「20時間の法則」はそれなりに有名で、数多くの書籍が世界中で販売されています。
この「1万時間の法則」と「20時間の法則」の2つのことで伝えたいのは、何も考えずにひたすらやるだけでは習得に膨大な時間を必要とします。
しっかり考え、計画を立てて取り組めば20時間という現実的な時間で習得できるかもしれません。
ということです。
もし良ければ自分の勉強や生活を見直してみてください。
先生に相談するのも良いでしょう。そのための家庭教師です。