共通テスト(英語R)直前ワンポイントアドバイス「助動詞に注意を!」 | プロ家庭教師のディック学園プロ家庭教師のディック学園

年明けに共通テストを受験される皆様におかれましては、本番が近づく中、緊張していたり、不安に感じたりすることもあろうかと思います。(これは誰にとっても同じことと考えるようにしましょう)

 

ここでは英語Rの直前アドバイス、一点に絞ってお伝えしたいと思います。

 

目次

(1)  共通テストの性格と一般的な対応策

(2)  助動詞に注意を!

 

(1)共通テストの性格と一般的な対応策

 

受験生の悩みは共通で、80分という時間の中であれだけの量を如何にして読み、如何にして設問に対応するか。

 

英文の難度は、その後に待ち受ける個別入試に比べればさほどでもないのですが、何しろあの量。深く行間を読むというより、書かれている内容を「情報」として読み取り、設問に対しては、多少語弊があるかも知れませんが、反射的に処理していかなければ間に合いません。

 

この状況で最大の武器はボキャブラリーです。単語、言い回し、構文、こういったものの知識が十分にあってスムーズに読んでいけます。逆に言えば、知らない単語や形が出てきて困るようでは、そこで一瞬スピードを失うことになります。

 

であるので、第一の対策はこれらの知識を徹底的に拡充することです。毎年、同じ人(団体)が一定の基準のもとで作成する問題であり、過年度の問題で使われた単語や表現は皆さんが受ける年明けの共通テストでも再登場する可能性があると考えるべきです。忍耐の要る作業になりますが、ボキャブラリーは裏切りません。個別試験においてもプラスに働くので、ここは頑張ってやりましょう。

 

 

今の共通テストを見ていると単語を知らないと80分で処理するのは難しいと思います。つまりそれが最優先の対策ということになりますが、それは当然やるものとして、ここでは私が日々の指導の中で感じるあれこれの中から、一点お伝えしたいと思います。

 

(2)助動詞に注意を!

 

何でそうなるのか合点がいかない傾向があって、単語力に自信の無い人ほど、知っている単語を適当につないで文意をとろうとするように感じます。意味の中心となる名詞や動詞に注意が向かい、助動詞に対する配慮は乏しくなります。

 

一方、時間の無い試験で避けたいのは英文を読み返すことです。英文は手前から読み、引き返さずに読み続けるのが理想(この習慣はリスニング対策にも資します)。そのためには単語だけでなく、英文の形(英文構造)に対する習熟が必要となります。つまりこれがボキャブラリーに次ぐ第二の対策ということになりますが、しかし助動詞の存在は英文構造とは一応無関係。それでは何故助動詞の軽視が問題となるのでしょうか。簡単な例で説明をしたいと思います。

 

He studies. これは現在形であり、彼の日常を表します。例えば He studies every day. ですね。He studied. これは過去形ですから、勉強したという事実を表します。いずれの場合も彼は勉強しています。

 

ところが、He may study. とか He would study. となると勉強したという事実は生じなかった可能性を考えることになります。助動詞の現在形は、かなりの頻度で未来の動作を表し、助動詞の過去形は、ある一定の条件の下であることが起こる可能性を表すからです。

 

文法の煩雑さは横において、ここで具体的に何が問題か。助動詞+study の形を見て、study の情報だけ頭に入れると、した/しないを逆に取ってしまう可能性があります。実際にはしていないことを、したと勘違いして読み進め、後段のどこかで矛盾に気づき、やってはいけない「読み返す」という作業を強いられることになります。

助動詞は脇役的な存在であり、多くの場合軽視してもさして問題は無い筈です。しかし場合によって上記のようなことが起きてしまうと、共通テストのスタイルにあってはかなりの痛手となります。万が一の用心に、頭の片隅に置いておかれてはと思います。

皆様の成功を祈念申し上げます。

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