受験生の皆様にとっては正念場となる時期を迎えています。
本日は、勉強の合間の息抜きに、こんな英語もあるんだよというところをお届けします。題して、「トイレで見かけた英語2題」。
wrongとcorrect は分かるとして、真ん中の not quite にニュアンスがあってニヤリとしてしまいます。
多くの中学生や高校生にとって、さらに受験生であればなおさら、英語というのは必死になって取り組まなければいけない業苦と.思われるでしょう。
しかし、世界のあちこちから訪れる旅行者がこれを見てにやりとする姿を想像すれば、何パーセントかは楽な気持になりませんか。
第2問は、ロンドン発マンチェスター行きの列車に乗った時のものです。トイレに入って、便座の蓋を開けようとして伸ばした手が止まり、思わず読んでしまいました。
残念ながら写真はボケてしまい、ピンチアウトしても読めないと思うので、文言を再録します。
Please don’t flush down this toilet.
Nappies, sanitary towels,
paper towels, gum,
old photos, unpaid bills,
junk mail, your ex’s sweater,
hopes, dreams, or goldfish.
どうでしょう。これまた教科書でも入試でも多分見ることの無い英文ですね。英語の得意な方は和訳に挑戦してみては如何でしょう。
この文章、読み直すほどに良くできていると感心させられます。
列車の中、しかもトイレの中!(便座の蓋ですよ)
こんな文言がさりげなく待ち受けているとは!
さすがは、ユーモアの国イギリスですね。
以下は私の訳です。
以下のものをトイレに流さないでください。
紙おむつ、生理用ナプキン、
紙タオル、ガム、
古い写真、未払いの請求書、
ジャンクメール、元カレ(カノ)のセーター、
希望、夢、そして金魚
果たして息抜きになりましたでしょうか。英語は教科書や試験の中だけにある訳ではなく、現実の人の暮らしの中にあります。せっかく英語を勉強したのだから、機会があれば、そこで得た知識を実地の場で試してみては如何でしょう。前向きな発想は、目の前の試練にもプラスに働くと思いますよ。
(余談 このマンチェスター行きは、若干の緊張感がありました。というのもこの列車が出る数時間前にマンチェスター・アリーナ(終点マンチェスター中央駅のすぐ近くと聞いていました)で死者23名、負傷者120名を数えるマンチェスターテロが発生していたからです。外国に行くと、良いことも悪いことも日本にいては遭遇することの無い経験をすることになりますね。)