はじめに
このところ、暖かい日が多くなってきました。
桜のつぼみも膨らみ始めています。開花が待ち遠しいですね。
さて、あと3週間もすると4月になります。この4月から中学校、高校、大学等、それぞれの新しい環境に飛び込む皆さんは、期待と不安が高まっていることでしょう。そんな皆さんが新しい環境でスタートダッシュを切るために、この春に取り組むべきことをお伝えします。
目次
1. 新中学校1年生へ
2.新高校1年生へ
3.新大学1年生へ
4.新社会人へ
1. 新中学校1年生へ
これまで通い慣れた小学校を卒業し、中学校という新しい環境で生活していくことになります。中学校へ入学することで生じる生活面での変化は、非常に大きいです。新しい友達や先生、部活の先輩等との人間関係に、はじめは戸惑うことも多いかもしれません。
そのため、はじめから100%勉強に集中することは難しいでしょう。
だからこそ入学前に、中学校で勉強する内容を先取りしておきましょう。予習ができていれば、授業のポイントをしっかり理解することができ、スタートダッシュを切ることができます。
具体的に、数学(算数)については、
・負の数の意味と表し方
・正の数、負の数と数直線
・絶対値の意味
この辺りまでの内容を先取りしておきましょう。正の数、負の数の加減乗除(足し算・引き算・掛け算・割り算)まで学習できれば、かなりのアドバンテージになります。
また、英語については、小学校で学習したいろいろな英単語を、確実に書けるように練習しておきましょう。中学校のテストでは、“話すこと”、“聞くこと”以上に、“書くこと”や“読むこと”が重視されます。特に英会話教室に通われていた場合、話したり聞いたりすることは出来ていても、書くことや読むことに慣れていないことが多いので、注意が必要です。
2.新高校1年生へ
まずは高校入試お疲れ様でした。人生で初めて入試を経験した人も多かったのではないでしょうか。卒業式も終わり、解放感のままに不規則な生活を送っているかもしれません。高校では中学校と比べて勉強の質・量ともに負担が大きくなります。万全の態勢で臨むため、入学までに規則正しい生活に戻していきましょう。
また、入学前課題が課される高校も多いかと思います。時間に余裕をもって、しっかりと取り組みましょう。そのうえで、新中学生と同じく、4月から学習する内容の予習をおこないましょう。予習をおこなうことで、中学校の勉強との違いを認識でき、スムーズな高校生活のスタートを切ることができます。
高校1年生は特に“国語”“数学”“英語”の3教科に力を入れましょう。もちろん、理科や社会も大事です。しかし、大学入試では国数英が重要になります。そのため、まずは集中してこの3教科に取り組みましょう。
3.新大学1年生へ
大学合格おめでとうございます!
受験でヘトヘトになった皆さんは、新高校1年生以上に怠惰な生活になっていませんか。
昼夜逆転生活を送っている…なんて人も少なくないでしょう。その生活も、出来ればあと1週間くらいでおしまいにして、生活リズムを整えていきましょう。
余計なお世話かもしれませんが、一人暮らしをはじめる人は、一通りの家事をこなせるようになっておきましょう。4月に入ってからでいいや、と思う人もいるかもしれません。しかし、いざ大学生活が始まると、説明会や履修登録、新入生歓迎イベントなどで忙しい生活を送ることになるので、できるだけ今のうちから家事に慣れておきましょう。もちろん、実家から通う人も、将来のことを考えると、今のうちから自分のことは自分でできるにようになっておきましょう。
また、大学に入学したということは、皆さんそれぞれに学びたいものがあると思います。
是非存分に学びを楽しんでください。
ただ、大学では自分の好きな科目だけやればいいというわけでもありません。特に1・2年生のうちには「教養科目」といって、専門で勉強するもの以外の単位を取ることが求められます。大学によって必修科目(必ず履修しなければいけない科目)の開講状況は異なるかと思いますが、多くの人は、大学に入ってからも英語や数学の勉強が求められます。
もし、教養科目や必修科目で壁にぶつかったときは、遠慮なく私たちに声をかけてください。いつでも皆さんの力になります。
4.新社会人へ
就職おめでとうございます!
これで勉強から解放される、と思っている人も多いかもしれません。確かにこれからは、先生から課題を出されたり、小テストに向けて勉強したり、という機会は無いでしょう。
でも実は、社会人こそ勉強しなければなりません。
どのような職業に就いても、業務遂行やスキルアップのために資格取得を必要とする場面が出てくるかと思います。学生時代とは比べ物にならないプレッシャーを感じることでしょう。慣れない分野の勉強だと、一人では不安に感じることもあるかもしれません。そんなときは、是非とも私たちにご相談ください。
人生のどのステージにいたとしても、「学びたい」と思う皆さんのことをしっかりとサポートします。私たち家庭教師は、学びたいすべての人を応援します。